ドキュメンタリー映画「FUKUSHIMA THE SILENT VOICES」上映会 in London
ドキュメンタリー映画「FUKUSHIMA THE SILENT VOICES」上映会に行ってきました。
舞台は原発から70Km離れた福島市で、監督のご家族を中心に、福島市の住人、仮設住宅の避難民、議員、東電のインタビューや生活する姿を追っています。
家族の悩み、議員の率直意見(かなりぶっ飛んでいて、上映会場からは失笑が出てました)、住人の葛藤と現実との齟齬が描かれていたと思います。
現実に問題に直面すると、人は自分の良い方に考えてしまう。仮説に住む住人の女性が、孫に甲状腺癌の疑いが見つかり検査では原発事故の影響でハニと言われたことに対して、「(孫は)味噌汁やワカメが嫌いだったらかもしれない」と発言していたことが残りました。
それは地域性でも、その個人の考えでもなく、日本社会独特の観念のような気がします。
初参加でしたが、打ち上げも参加させていただきました。
