アンネ・フランクの家
アンネ・フランクの家に行きました。
朝9時半からの入場チケットでしたが、入り口は同じく入場の待ちの人が並んでいました。
ナチスドイツがユダヤ人を迫害していった過程がアンネ・フランクの家族の様子を通して展示されています。初めは家族構成の届け出など緩やかな方法でアムステルダムに暮らすユダヤ人を把握して、ユダヤ人だけの学校への転入から徐々に迫害は厳しくなり、最後は収容所へと送り虐殺する。
占領が始まった当初は多くのユダヤ人がホロコーストが起こるとは思っていなかったはず。父親のオットー・フランクが早くからナチスの危険性を警戒し、英国への亡命を試みたり、隠れ家に家族を匿いながら手を尽くしたけれどナチスに捕まり、最後は彼一人がホロコーストを生き延びた。
戦後、この家に訪れたオットーの写真は観る者の心を打ちます。