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チャーチル首相が晩年過ごした家


 運転免許を英国のものに切り替えたので、レンタカーでちょっと遠出の旅行をしてきた。

夜中に高速道路を運転したが真っ暗。ジャンクション以外は街灯の明かりがついていない。こちらで初めての運転ということもあり、また日本の明るい高速道路に慣れている身としては慎重になってしまう。それでも他の車はビュンビュンと跳ばす。これは財政難で節電でもしてるのかなと思っていたが、友人に聞いたらそうではないらしい。何と呼ばれてるか忘れたが、周辺住民の生活を配慮して消している。以前は普通に使用していたらしいが、夜は周辺住民の暮らしのために消しました、ということらしい。恐らくは住民からの声でそうなったのだと思うけど、最低限どのジャンクションの明かり以外消す。それが実行される社会なのだと思うと素晴らしい。

 タイトルに書いた、ウィンストン・チャーチル首相が晩年を過ごした屋敷に行ってきた。ロンドン中心から2時間ほどのイングランド南東部ケント(Kent)にあるChartwellという屋敷。

 現在はNational Trustに登録され管理されている。どこまでも続く広大な庭、屋敷は高台に建っておりケント州が一望できる。チャーチルが絵を描いたスタジオ(絵を描くのが趣味)、広い家庭菜園。また池にはチャーチルが描いた池と黒鳥の絵と同じように、今も黒鳥の家族が暮らしている。

チャーチルについては批判的な見方もあるが、ヒトラーのナチスドイツが台頭する中で英国の首相になった彼の功績は大きい。

【Chartwellについて】

https://www.nationaltrust.org.uk/chartwell

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